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蕁麻疹

蕁麻疹(じんましん)は、皮膚の一部が赤く盛り上がり、強いかゆみを伴う皮膚の病気です。これらの症状は数十分から数時間で消えることが多いですが、慢性化すると数ヶ月以上続くこともあります。蕁麻疹でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

蕁麻疹の症状について

蕁麻疹の主な症状は、皮膚にできる「膨疹(ぼうしん)」と呼ばれる、蚊に刺されたような盛り上がりとかゆみです。膨疹の大きさや形は様々で、小さいものから体の広い範囲に広がるものまであります。また、症状が現れる場所も一定ではなく、体のあちこちに移動することもあります。

蕁麻疹の症状は、以下のような特徴があります。

  • 強いかゆみを伴う
  • 皮膚が赤く盛り上がる(膨疹)
  • 膨疹の大きさや形は様々
  • 症状が現れる場所が移動する
  • 数十分から数時間で症状が消えることが多い
  • 慢性化すると症状が長引くことがある

蕁麻疹の原因について

蕁麻疹の原因は様々ですが、特定できないことも少なくありません。主な原因としては、以下のようなものがあります。

  • 食物:特定の食物(エビ、カニ、そば、卵、牛乳など)を摂取した際にアレルギー反応が起こる
  • 薬物:抗生物質、解熱鎮痛剤などの薬に対するアレルギー反応
  • 物理的刺激:皮膚への摩擦、圧迫、温度変化、日光など
  • 感染症:ウイルスや細菌による感染症
  • ストレス:精神的なストレスや疲労
  • その他:花粉、ダニ、動物の毛など

これらの原因物質が体内に侵入したり、刺激が加わることで、皮膚の細胞からヒスタミンなどの化学物質が放出されることで蕁麻疹の症状が現れます。

蕁麻疹の種類について

蕁麻疹は、症状が続く期間や原因によっていくつかの種類に分けられます。

急性蕁麻疹

症状が1ヶ月以内に治まるものを急性蕁麻疹といいます。原因が特定できる場合もありますが、特定できないことも多いです。

慢性蕁麻疹

症状が1ヶ月以上続くものを慢性蕁麻疹といいます。原因を特定することが難しい場合が多く、体質やストレスなどが関与していると考えられています。

物理性蕁麻疹

特定の物理的な刺激によって起こる蕁麻疹です。例えば、皮膚をこすったり、圧迫したりすることで起こる「機械性蕁麻疹」、寒冷刺激によって起こる「寒冷蕁麻疹」、日光によって起こる「日光蕁麻疹」などがあります。

コリン性蕁麻疹

運動や入浴などで体温が上昇した際に、小さな膨疹とかゆみが生じる蕁麻疹です。発汗と関連があると考えられています。

蕁麻疹の治療法について

蕁麻疹の治療は、原因の特定と除去、症状の緩和が中心となります。

薬物療法

蕁麻疹の治療で最も一般的なのは、抗ヒスタミン薬の内服です。抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンの働きを抑え、かゆみや膨疹を鎮める効果があります。内服薬で中々症状の改善が得られない場合には、注射薬などのために総合病院への受診をお勧めすることもあります。

原因の除去

原因が特定できる場合は、原因物質を避けることが重要です。食物アレルギーが原因の場合は、原因となる食物を摂取しないようにします。物理的な刺激が原因の場合は、刺激を避けるようにします。

生活習慣の改善

ストレスや疲労が蕁麻疹の原因となることもあるため、十分な睡眠や休息をとり、ストレスを解消するように心がけましょう。また、規則正しい食生活や適度な運動も大切です。

蕁麻疹についてのよくある質問

Q1. 蕁麻疹は人にうつりますか?

A1. 蕁麻疹は、人にうつる病気ではありません。ご安心ください。

Q2. 蕁麻疹の原因を調べるには、どのような検査がありますか?

A2. 蕁麻疹の原因を調べるためには、血液検査や皮膚テストなどを行います。血液検査では、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を調べることができます。皮膚テストでは、皮膚に直接アレルゲンを接触させて反応を見ることで原因を特定しますが、当院では行っていませんので必要と判断した場合には総合病院への紹介状を作成します。ただ、残念ながら原因が特定できないことも少なくありません。

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